くまこの日常 癌と共に生きていく

40歳で子宮頚がんステージ2bの宣告を受けました。二人の娘を持つ主婦です。日々の日常を綴っていきたいです。

家族に伝えた夜 

迎えにきてくれた主人にはすぐに伝えました。


この時の私達は癌がどういう病気で私の置かれて


いる状況がどうなのか。何もわかってはいなかったので


不安と恐怖とこれからどうしよう。とその気持ちでいっ

 

ぱいでした。主人はただ驚いてショックを受けていまし


たが私の前では変わらずいつもどうりでした。


父、母、姉、兄には検査結果を待っていた事もあり、


家族LINEで一斉に伝えました。


実家に子供達を預けてたので実家に行き、玄関を開け、


母の顔見たら涙が溢れてとまりませんでした。


母は皆で協力して乗りきろう。と抱き締めてくれ、


二人で泣きました。


ママが帰ってきたー!と喜んで玄関にきた娘は帰ってく


るなり号泣の私をみてびっくり、泣き出してしまいまし


た。ごめんね。びっくりさせてしまって。


娘は5歳なのでどこまで理解できたかわからないです

 

が、ママが病気になってこれから治す為に入院して


少しの間いなくなったり、お薬の影響で元気がなくなっ


たり、髪の毛がなくなってツルツルになる事を伝えまし

 

た。ママ死んじゃうの?と泣きながら聞く娘に


ママは絶対死なないから。ずっと生きてるから大丈夫。


と約束しました。


そう。私は約束したので死ねませんし死にません。


主人ともあと30年は生きよう。二人の成長を見守り生


活していける歳になる70歳までは生きたい。と


その頃娘達は35歳と31歳。もう充分大人です。


生きるために何だってします。髪が抜けようが、副作用


が辛かろが、家族と過ごせる日が1日でも長くなるなら


私は何でもできる。


娘と約束した事で私の気持ちは固まりました。


私の事が心配で最近写真撮りに行ってないよね。お父さんごめんね。